Mg関連情報
2018年6月12日 18時01分

世界最大級、難燃性マグネシウム合金を使った高速鉄道車両部分構体の試作に成功

 本日6月12日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から、「世界最大級、難燃性マグネシウム合金を使った高速鉄道車両部分構体の試作に成功」として、以下の通りプレス発表がありました。

NEDOと新構造材料技術研究組合(ISMA)は、ISMAの組合員である(株)総合車両製作所、川崎重工業(株)、三協立山(株)、※権田金属工業(株)、住友電気工業(株)、不二ライトメタル(株)、大日本塗料(株)、産業技術総合研究所、および再委託先である木ノ本伸線(株)、ミリオン化学(株)と共同で、難燃性のマグネシウム合金を用いて、新幹線車両と同一断面サイズの高速鉄道車両部分構体の試作に成功しました。この構体は、難燃性のマグネシウム合金のみを使った世界最大級の大型構造物です。今回使用したマグネシウム合金は、これまで課題とされてきた難燃性・強度・加工性などについて改善した独自の開発成果です。アルミニウムよりも比重が30%以上小さいマグネシウムを適用することで、車両構体の大幅な軽量化が見込まれますが、今回の試作によりその実現性が確認できました。今後、さらに長尺の車両構体の試作や性能評価試験を進め、新幹線などの高速鉄道車両へのマグネシウム合金の本格適用を目指し、車両の軽量化、高速化、省エネ化に貢献します。
 (国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構のプレス発表から引用)

※詳細につきましては、以下のNEDOのニュース記事をご参照ください。
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100973.html

※素形材開発を担当されました
権田金属工業株)は、茨城マグネシウム工業会のメンバーです。

図1 試作した高速鉄道車両部分構体の外観写真(NEDOニュース記事より引用)

試作した高速鉄道車両部分構体を表した外観写真


図2 高速鉄道車両部分構体の作製を実施した主な研究機関 (NEDOニュース記事より引用)

今回試作した構体は、以下の(1)~(4)の要素技術により実現しました。実施した主な研究機関と役割を図2に示します。
 

高速鉄道車両部分構体の作製を実施した主な研究機関を表した図

 



 
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